大多喜わんぱくキャンプ場は、千葉県大多喜町にある13サイトの小さなキャンプ場です。子連れのキャンプ初心者を想定した、スタッフがウッドデッキの上にテントを張って待っている手ぶらプランが中心になっています。道路を渡った先の川や、薪割り、砂場、ジップラインなど、場内だけで子どもが遊べる仕掛けが多いのも特徴です。
この記事では、公式サイトに載っている情報だけをもとに、プランごとのサイトの違い、料金、場内の遊び場、消灯や花火などのルール、アクセス、周辺の日帰り温泉やコンビニまでの直線距離を整理しました。同じ運営の大多喜わんぱく自然農園併設キャンプ場は別の場所にある別の施設なので、この記事では扱っていません。

大多喜わんぱくキャンプ場をひと目で
基本情報(公式サイトより)
- チェックイン13:00(15時のプランあり)
- サイト数13サイト
- 完全消灯23:30
- 無料シャワー日の出〜23:00
いちばん近いお店・施設
- スーパー太田商店直線 約6.7km
- 日帰り温泉ごりやくの湯直線 約3.9km
- コンビニファミリーマート直線 約6.3km
- インターチェンジ市原鶴舞IC直線 約17.5km
大多喜わんぱくキャンプ場はどんな施設?
公式サイトの説明から読み取れる特徴を5つに分けて紹介します。

テントを張らずに泊まれる手ぶらキャンプサイト
中心になっているのは、4m×8mのウッドデッキに直径4mのテントをキャンプ場側で立てておく手ぶらキャンプサイトです。帰るときの撤収もキャンプ場が行います。タープ、テーブルセット、流しも付いていて、アウトドア用品はひととおりそろっているため、持って行くのは食べ物と飲み物、調味料、洗面用具、着替えくらいで済むと案内されています。テントは広さ重視のワンポールと、前室のあるツールームの2種類から選べます。
自分のテントを持ち込める屋根付きデッキサイト
自分のテントで泊まりたいけれど雨が心配、という人向けに、屋根付きの専用スペースが付いたデッキサイトもあります。デッキは流し付きで、デッキの前にある屋根の下には、かまどや焚き火台、薪割りの道具が置かれています。雨の日でも屋根の下で焚き火ができ、持ち込んだBBQコンロや焚き火台も使えます。
川と場内の遊び場で子どもが一日遊べる
道路を渡った先に川があり、階段で川辺まで下りて遊べます。沢ガニが多く、6月には蛍、12月には紅葉も見られると書かれています。場内にも、薪割りのエリア、工作コーナー、屋根付きの砂場、夏だけのじゃぶじゃぶ池、ジップライン、大きな落書きコーナーなどがあり、連泊しても場内で過ごせることが打ち出されています。
薪は無料で、焚き火や火起こしを体験できる
焚き火に使う薪は共有の置き場から無料で持って行けます。薪割りエリアにはキンドリングクラッカーやハンドスプリッター、のこぎり、電動薪割り機があり、手ぶらサイトと共有スペースには火打ち石のファイヤースターターも置かれています。予約制でピザ窯を使うこともできます。
夜は早めに静かにするルール
開けた平地のキャンプ場でサイトの間に林がないため、声が響きやすいと説明されています。そのため21時から翌朝7時までは静かに過ごす時間とし、23時30分には完全消灯です。消灯時には管理人が見回り、21時を過ぎたら子どもを寝かしつけるようお願いしていると書かれています。

サイト・部屋の種類と設備
公式サイトに載っているプランごとの違いを表にまとめました。
| プラン | テント | 主な設備・特徴 |
|---|---|---|
| 手ぶらキャンプサイト | スタッフが設営(ワンポールかツールーム) | 4m×8mのデッキ。タープ、テーブルセット、流し、アウトドア用品一式。13時チェックインと15時チェックインのプランあり |
| テント付きデッキサイト(テントだけのデッキサイト) | ワンポールテントをスタッフが設営・撤収 | 冷蔵庫、かまど、薪割り、焚き火台、七輪(本体のみ)、木の椅子付きの机。そのほかの道具は持参 |
| 屋根付き専用スペースデッキサイト | 自分のテントを持ち込み | 流し付きの9m×4mのデッキ。テントエリアは5m×4m。デッキ前の屋根の下にかまどと焚き火台。定員6名 |
| 【ワイド】屋根付き専用スペースデッキサイト | 自分のテントを持ち込み | テントエリアを7m×3.5mに広げ、大型テントも張れる。定員8名 |
| ゆったりオートサイト(3サイト) | 自分のテントを持ち込み | 電源付き140㎡が2サイト、電源なし110㎡が1サイト。各サイトに給湯付きの流しとゴミ箱。隣とは胸の高さほどの柵で仕切られる |

屋根付きデッキサイトのうち、角にある「いのしし」と「ほたる」の2サイトをまとめて予約すると、あいだの専有スペースも使えるようになり、2家族でのグループキャンプに向いた形になります。予約の際にオプションで2サイトを指定する必要があります。
場内の共通設備は、無料の温水シャワー(日の出から23時まで)、予約制の有料シャワー、簡易の水洗トイレ、Wi-Fiです。手ぶらサイトと電源サイトの電源は15Aで、冷蔵庫や冷暖房、照明もこの中に含まれるため、ドライヤーなど大きな電気を使うときは注意するよう書かれています。水道は井戸水で、除菌機を通しているものの、口にする場合は沸かして使うよう案内されています。夏には全デッキサイトにミストシャワーが付けられました(2025年7月の公式サイトのお知らせ)。

料金の目安
公式サイトで金額が確認できたものを表にまとめました。手ぶらサイトの料金は、2025年9月のお知らせで見直された後の金額です(税込)。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 手ぶらキャンプサイト(通常の週末・13時チェックイン・大人2名) | 19,800円 |
| 手ぶらキャンプサイト(ピークシーズン・大人2名) | 23,100円 |
| 手ぶらキャンプサイトの大人追加(1名) | 4,400円 |
| 平日貸切プラン(大人1〜4名) | 7,700円 |
| 平日貸切プランの大人追加(5名目から1名) | 1,650円 |
| 有料シャワー(予約制) | 550円 |
屋根付きデッキサイトでは、ワンポールテントが1,500円(個別に問い合わせ)、椅子が1脚100円、マットと寝袋と電気敷毛布のセットが300円、石油ファンヒーターが600円で借りられ、電気ファンヒーター、簡易エアコン、電気敷毛布だけのレンタルは0円です。オートサイトでもワンポールテントを1,500円、クッキングギアセットを1,500円で借りられます。冬には薪ストーブを体験できるブースもでき、2025年12月のお知らせでは通常2,000円のオプションとされています。
2泊目からは連泊の割引があり、手ぶらサイトには1か月以上前に予約すると使える早割プランも試験的に設けられています。デッキサイトとオートサイトの基本料金や、ここに載せていない日程の料金は、公式サイトの予約ページでご確認ください。
周辺のスーパー・コンビニ・日帰り温泉
ピンを押すと店名と直線距離が出ます。地図 → 国土地理院 / 店の位置 → © OpenStreetMap contributors
| 種類 | 店名 | 直線距離 |
|---|---|---|
| 日帰り温泉 | ごりやくの湯 | 約3.9km |
| コンビニ | ファミリーマート | 約6.3km |
| スーパー | 太田商店 | 約6.7km |
| コンビニ | セブン-イレブン 勝浦興津店 | 約7.4km |
| コンビニ | ヤマザキデイリーストア 勝浦興津店 | 約7.8km |
| ガソリンスタンド | コスモ | 約9.3km |
| インターチェンジ | 市原鶴舞IC | 約17.5km |
地図データで一番近いスーパーは、直線で約6.7kmの太田商店です。周辺にお店は多くないため、食材や飲み物は来る途中でそろえておくと安心です。コンビニは、直線で約6.3kmのファミリーマートと、直線で約7.4kmのセブン-イレブン 勝浦興津店が地図データ上で24時間営業です。ただし、場内では21時から翌朝7時まで車の出入りができないため、夜の買い足しは難しいと考えておきましょう。
日帰り温泉は、直線で約3.9kmのごりやくの湯が一番近くにあります。場内には無料の温水シャワーもあるので、湯船につかりたいときに候補にするとよいでしょう。

アクセス
住所は公式サイトで確認できなかったため、予約時に確認してください。公式サイトのアクセス案内に載っている行き方は次のとおりです。
| 出発地 | 手段 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 圏央道 市原鶴舞IC | 車 | 約30分 |
| いすみ鉄道 大多喜駅 | タクシー | 約20分 |
地図データで見ると、一番近いインターチェンジは市原鶴舞ICで、直線で約17.5kmです。電車の場合、上総中野駅や西畑駅のほうが近いものの、タクシーがいるのは大多喜駅のほうだと案内されています。夜はキャンプ場の周辺の道路に動物が出てくることがあるため、スピードを控えるよう呼びかけられています。
Googleマップで見る
こんな人に向いている
- 道具を持っていない子ども連れの家族で、初めてのキャンプをテント設営なしで体験したい人
- 自分のテントはあるけれど、雨や暑さ寒さに備えて屋根付きのデッキや冷暖房のレンタルを使いたい人
- 川遊びや薪割り、砂場、ジップラインなど、場内で子どもを思いきり遊ばせたい家族
- 平日に家族や仲間でキャンプ場を貸し切りたいグループ(平日貸切プランは最大15人まで)
反対に、夜遅くまで外で語り合いたい人や、キャンプ中に音楽を流したい人には向いていません。23時30分の完全消灯後はテントの外で過ごせず、音楽も原則として禁止されています。
予約・問い合わせ前に確認したいこと
- 予約は90日前から。プランによっては当日の申し込みもできる
- 支払いはクレジットカードのみ。キャンセルは予約完了メールからネットで手続きし、電話やメールでは受け付けていない
- 毎年12月15日から2月末までの宿泊は、前々日までキャンセル料が無料
- 台風で暴風圏に入る予報のときは、キャンセル料無料や閉鎖の対応をとることがある。風速15mを超えそうな日も無料にすることがある
- 手ぶらサイトとテント付きデッキサイトはペット不可。自分のテントを使うプランならペット同伴ができ、場内ではリードが必要
- 車の出入りは21時から翌朝7時まで禁止。手ぶらサイトとデッキサイトの駐車は1台分で、2台目からは有料オプション
- 花火は所定の場所で21時まで。手持ちと噴出するタイプのみで、打ち上げなど空へ上がるものは禁止。サイト内での花火も禁止
- 場内は禁煙(喫煙所あり)。サイト内の直火は禁止。デッキの上とテントの中は火気の制限がある
- ゴミは決められた分別に沿ったものだけ捨てられる。ルールに合わないものは持ち帰り
- 受付にスタッフは常駐していない。日中の連絡はLINEなどで、夜23時以降の緊急時は宿泊者用の番号に電話する
- チェックイン前の入場は基本的にできない。アーリーチェックインとレイトチェックアウトは、公式サイトのカレンダーで対応日を確認する
車中泊については、公式サイトのよくある質問ではゆったりオートサイトのみ可能と書かれている一方、2025年5月のご利用案内では2026年2月から全サイトで解禁と書かれていて、記載が食い違っています。キャンピングカーで行く場合も含めて、予約時に確認してください。
川では安全のため釣りは禁止で、深いところは大人の肩くらいまであります。小学生以下の子どもは保護者と一緒に川へ行くよう案内されていて、ライフジャケットの無料貸し出しもあります。周辺にはヤマビルやヘビ、イノシシなどの野生動物もいるため、食べ物を出したまま寝ないよう注意書きがあります。
みんなの写真
大多喜わんぱくキャンプ場を訪れた方の写真を集めています。区画の様子や景色など、行く前の参考になる1枚をお待ちしています。InstagramやXのアカウントを入れると、写真の下にあなたのアカウントへのリンクが付きます。
この記事の情報について
公式サイトの記載をもとに2026年9月23日時点でまとめています。料金・営業日・設備は変わることがあるため、予約の前に公式サイトでご確認ください。
周辺のお店までの距離は、地図データ(© OpenStreetMap contributors)から算出した直線距離です。



